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2004年11月 アーカイブ

2004年11月01日

牛は家族

先日の農業新聞に新潟の地震被害を受けた山古志村のことが載っていました。今も1,600頭の牛が村に残されているとか。飼い主は危険な状態の中で牛に水と餌を運び続けているとか。ヘリコプターをチャーターしてまで。中には倒壊した牛舎の下敷きになった100頭の牛たちもいるそうです。人の命が最優先だということは勿論ですが、私はこの記事を読んでいて涙がぽろぽろ出てとまりませんでした。私たちにとって牛は家族と一緒なのです。下敷きになって死んだ牛、満足な水と餌がなく日に日に弱っていく牛を目の前にして村の人々はどんな思いをしてらっしゃるかと思うとたまりません。何もできないもどかしさを感じながらも、一日も早い復興を願っています。

2004年11月02日

かわいいお礼状

29日に筑紫小学校の一年生120人が牛の絵を書きに来ていました。毎年恒例の行事になっているのですが、今年もやってきました。とても賑やかなのですが三宅牧場のおじさんとの約束を守って、牛さんのそばでは静かに、驚かさないようにして、絵を描いていました。今日はその子達が書いたお礼状が届いたのです。一人一人一生懸命に書いた文字が並んでいました。牛が大きくてびっくりしました。絵を描かせてくれてありがとうございました。また牛を見に行きたいです。と言う言葉が並んでいて、とてもうれしく思いました。純粋な子供の心を育ててらっしゃる先生方の心くばりにも感動しました。ありがとう、おじさん、おばさんも頑張って牛さんを育てるからね、みんなもいっぱい遊んで、いろんなものを見て、感動できる心を持ち続けてね。

2004年11月09日

終わったよー

長かった稲藁取りがやっと終わりました。バンザーイ。

2004年11月10日

ひとだんらくだよー

夫が、朝早くから夜中まで頑張った堆肥散布がやっとひと段落しました。稲藁を分けていただいた田んぼにお返しができました。でも、あんなにあった堆肥が堆肥舎からなくなってしまいました。これで、毎日恨めしそうに帰られていた(堆肥の販売を断られるので)お客さんたちも諦めがつくでしょう。さあ、これからまたどんどん堆肥の発酵を始めます。あと2ヶ月したらできる予定ですので、また使ってくださいね。

2004年11月12日

いい枝肉!

筑紫農協のふるさと祭りの行事のひとつで枝肉の品評会があり、我が家の肉が堂々の1位になりました。BMS10で、ももまでバッチリサシが入っていて見事な肉と皆さんから誉めて頂きました。6頭出品したのですが、みんな良い牛で、安心しました。値段もよく、1位の牛は150万で買っていただきました。他の牛も平均100万で売れてちょっと良すぎ・・・  でも、たまにはこんなこともなくっちゃねー。毎日毎日365日休まず牛さんを育てているんだから。今日はお酒がいっそうおいしく飲めますねー、お父さん。

2004年11月15日

青いシートが目印

藁に青いシートをかけました。9メーター四方のシートを5枚、農業用ミシンで縫い合わせて幅9メーター長さ45メーターの巨大なシートを3本作って整然と積み上げた藁にかけました。20ヘクタール分の藁を収容できるような倉庫が我が家には無いし、外に置いたほうが良く藁が乾くし、田んぼの中に建っている牛舎の風除けにもなってくれるしと、一石三丁なのですが、ただ強風の時にはシートが飛びやしないかとひやひやしています。でも、良い目印になっているようで、ああ、あの青いシートの山があるところねと、判り易いようですよ。

2004年11月16日

現代農業に載ったよ!

現代農業12月号に「まきば」の記事が載りました.な、なんと、巻頭特集のトップです。キャー、恥ずかしいー。でも、正直うれしー。あちこちで、読んだよーと声がかかります。私たちがやっている農業や加工についての思いをこんな形で皆さんに紹介できる機会を与えてくださった編集部の皆さんに感謝しています。さあ、こんなに大きく本に載せていただいたんだから、今まで以上に真面目に明るく農業に取り組みまーす。

2004年11月23日

七・五・三

我が家の孫、涼五才、菜々三才のお祝いをしました。おめかしして地元のお宮へお参り。この、てんしんらんまんな二人の孫がこのまま素直にのびのびと育ってくれるように願いました。日々の忙しさを一時忘れて、しみじみと幸せを感じさせてくれた二人の孫の節目の一日でした。

2004年11月26日

麦の話

いいお天気が続いていたので夫の麦蒔きも順調に進んでいます。毎年毎年繰り返される農作業ですが、田んぼをすき返すたびに、種を蒔くたびに、今度はいいお米を作ろう、いい麦を育てよう、と願いながら作業を続けます。さて、今蒔いているのは小麦です。。「まきば」で作っているお饅頭やクッキーはぜーんぶ自家産の小麦粉を使っているのですよ。勿論、小麦粉としても販売していますが、これが結構売れるのでちょっと驚いています。お客さんに言われて気ずいたのですが、市販の小麦粉は虫がつかないって。三宅牧場の小麦粉はなーんにも使ってないから安心で、昔の小麦粉の味がするそうです。あ、そうなんだって思いました。それで、今はこう言って売るようにしてます。ちゃんと虫がつく小麦粉ですって。

2004年11月30日

思い出の倉庫

35年間使っていた倉庫を取り壊すことになりました。堆肥舎が手狭になってきたことと、台風のおかげで屋根が飛び、あちこちでお空が見えるようになっていたからです。ここ数日間、必死で片付けていたのですが、まあ、なんと荷物の多いこと多いこと。いろんな道具が多いのは覚悟はしていたとはいえこれほどとは。・・・ でも、その一つ一つにいろんな思い出があるのです。30年前私が結婚してからでさえ、いろんなことがよみがえるのですから、この倉庫を苦労して建てて頑張った夫や両親は思い出がいっっぱい詰まっていることでしょう。夫が20 歳のとき、近くの小学校の講堂を解体移築した木造の古い倉庫です。三宅牧場の原点と言えるこの建物には、夫の牛飼いに夢と希望を持って取り組んだ歴史が刻まれています。私も、20歳で結婚してからのいろんな思い出があります。その頃使っていた道具類を片付けながら、つくずくよくここまで頑張ってきたものだと思います。昔のことを思えば、今の農作業はとても楽チンになっています。その分金銭的には苦労がありますが。でも、30年前に自分が9桁農業をやるなんて、夢のまた夢と思っていたのに経済の発展をここでも感じます。いろんなことを経験しながら続けてきた私たちの農業。古い倉庫を壊して新しく建てて、また頑張りまーす。